捻挫などの治療はどこで行う?
同じ捻挫などを扱う整骨院と整形外科の違いというと明確な違いというのは、整形外科はもちろん医師免許を持った医者が病院で治療をします。神経組織や筋肉繊維に関わる全てを把握した上で注射をしたり検査や手術までし、薬を処方することができます。また大けがによって、何かの細菌によっての別の病気になる可能性がある場合の発見に対応できます。
一方、整骨院は柔道整腹師という資格を専門学校で取得した方が捻挫などに対して、大まかな印象でいうとマッサージのような施術によって、いわゆる医療行為にまでいたらない範囲で行います。もちろん医者ではないため検査や手術まで行うと重大な違法行為になります。そこまでの大けがを扱うわけにはいかない範囲で開業されています。
また整骨院と接骨院は同じ資格であり、ほぼ同じということになります。さらに細かく扱う症状への違いは整形外科でいうと、複雑骨折や全治数カ月というものから骨粗鬆症やリウマチを扱いリハビリは理学療法士の方があたります。整骨院は簡単に言うと腰痛や肩こり、膝が痛いという症状に対しての比較的日常的な範囲に近いものが多く治療ではなく施術です。骨折や脱臼に対しても本格的な完治にいたるまで治療ができる資格は医師免許にしかありません。
なお健康保険は病院ではすべて適用され支払えます。